「パパ活で稼いだお金って税金かかる?」
「手渡しだと課税の対象にならない?」
「確定申告ってしなくて良いの?」
などパパ活にまつわる税金のことって、正直良く分からないですよね。
普通に稼ぐより高いお金がもらえるパパ活ですが、その収入は課税の対象となりえるので注意が必要です。
税金の知識がなく知らぬ間に脱税してしまうと、税務署の調査が入ってしまうことも...。
本記事ではパパ活における、税金知識をわかりやすく解説!
パパ活の税金について不安な人は、ぜひこの記事で一緒に勉強しましょうね。
目次
要注意:パパ活でもらったお金(お小遣い)は税金の課税対象!
パパ活でもらったお金は年間で一定の額を超えると、課税の対象となることを覚えておきましょう。
もらったお小遣いやお手当は、贈与や所得と見なされるからです。
パパ活で頑張ってたくさん稼いだのにも関わらず、課税対象だと知らずに確定申告をしないと、税務署から調査が入り追徴課税となる場合もあるので注意が必要です。
追徴課税とは
無申告や過少申告による脱税した超過分に対して、ペナルティとして延滞税などが加算された課税のこと
では実際にパパ活では、どのような税金が関わってくるのでしょうか。
次の章でしっかりと勉強していきましょう。
パパ活にまつわる税金は主に2種類
パパ活における税金の種類は主に次の2種類です。
それは「贈与税」と「所得税」です。
贈与税:年間110万円の超過分が対象
「贈与税」とは、個人が相手から受け取った財産にかかる税金のこと。
パパ活における税金は基本的にこの「贈与税」に該当します。
ではどのような計算で税金がかかってくるか説明します。
贈与税は、1年(1月1日~12月31日)の間に、相手からもらった金額が110万以上となった場合に、その超過分(超えた分)に対してかかってきます。
例えば、年間で120万稼いだら10万円分が課税の対象となるイメージです。
逆に言うと、パパ活で稼ぐお金が月9万円以下であれば申告が不要となります。
所得税:年間20万円以上で確定申告が必要
もしもパパがあなたに「給与」もしくは「業務委託」という形でお小遣いを支払った場合は、贈与ではなく所得として扱われます。
・アルバイトという形でお給料をもらっている
・お小遣いを銀行振込でもらった
・領収書を書くよう求められた
このような場合、ひょっとするとパパが会社(または個人の事業)の経費として精算している可能性があるので、注意が必要です。
事業経費としての報酬を受け取った場合、所得として扱われるため、年間で20万円以上稼ぐと確定申告が必要となるためです。
先ほどの贈与税の場合は、年間で110万円を超過した場合に税金がかかってくるとお伝えしましたが、所得税の場合は20万円を超過した場合にかかってきます。
しかも所得や報酬として確定申告すると、場合によっては贈与税よりも高い税金を納めなければならなかったり、会社員の場合は何らかの副業をしていることがバレる可能性もあるので気を付けてください。
さてこのようにパパ活にまつわる税金は大きく2種類あり、基本的には贈与税だということを覚えておきましょう。
では実際に贈与税として年間110万円以上、所得として20万円以上となってしまった場合、どのように確定申告すればいいのでしょうか?
パパ活女子必見!確定申告の方法は意外と簡単
パパ活で確定申告が必要な人は、贈与が年間110万円以上となった場合、もしくは所得が年間20万円以上となった場合です。
確定申告と聞くと「なんだか難しそう...」と懸念してしまうこともありますよね。
しかし最近はわりと簡単で、国税庁のホームページからインターネットを使って申請が可能です。(スマホからでも申告可)
申請期間は税務署に確定申告専用の相談窓口も設けられるので、わからない人は直接会場に行って教えてもらうことも可能です。
前年の1月1日~12月31日までに稼いだ贈与または所得が対象
※年末に行う年末調整とは全く別のもの
確定申告が必要でどうしてもやり方が分からない場合、税理士に直接相談するのもアリです。
実際はそこまで難しくないので、収入が多くあるパパ活女子は必ず確定申告しましょうね!
しかし中には「やり方が分からない」「多少なら大丈夫でしょ?」みたいな考えから、脱税するパパ活女子も少なくありません。
次はパパ活で脱税がバレる理由についてみていきましょう。
実際バレない?パパ活で脱税がバレる理由TOP3
「手渡しでパパからお金をもらうなら脱税してもバレなんじゃない?」とも思いますよね?
給料明細や、収入証明書がないなら大丈夫だと思ったら実は大間違い。
たとえ手渡しでもらっていたとしても、パパ側が節税のために記録を残していたら、税務署の調査対象となってしまうケースもあります。
では具体的にどんな理由で、脱税がバレる可能性があるのでしょうか?
銀行振込でお小遣いをもらっている
パパからもらったお金を、銀行振込でもらった場合は要注意です。
記録として残る銀行振込の場合、パパ側が何らかの経費として申請している可能性があります。
特に高額な金額を振り込まれたり引き出した場合は、税務署から怪しまれてしまうので気をつけましょう。
インスタなどSNSに高額な謝礼やプレゼントをアップした
高額な謝礼やプレゼントをもらうと、ついついSNSで自慢したくなるもの。
しかし、これも気をつけなければならないポイントです。
SNSは誰でも自由に投稿が見られるので、税務署の人がチェックしている可能性だってあります。
特に高価なブランド物のプレゼントなどを何度もアップしている場合、税務署からめぼしを付けられる可能性もあります。
不動産や車などの高価なものをもらった
家や車など、高価な物をもらった場合は金額が大きいため、脱税がバレてしまう可能性があります。
特にマンションや高級車は、その一つだけでもゆうに110万円を超えるので、注意が必要です。
さてここまで、パパ活にまつわる税金についてお話してきました。
次に紹介するのは申告するのと同じぐらい、ちゃんと考えたい節税です。
パパ活でできる節税についてわかりやすく解説していきますね。
パパ活でできる節税方法
正直せっかくパパ活で稼いだのに税金でたくさん取られると悔しい気持ちにもなるでしょう。
しかし節税のやり方を知っておけば、確定申告した際にお金が返ってきたり、そもそも高い税金を払わなくて済みます。
「節税ってそんなに簡単にできるの?」と疑問に思うかもしれませんが、意外とやれることはあるんです。
実際パパ活では、どのような節税ができる可能性があるのか見ていきましょう!
パパ活で稼ぐ金額を年間110万円以内にする
一番簡単な方法は、パパ活で稼ぐお金を贈与としてもらい、年間110万以内にすることです。
月で計算すると、毎月9万円以下におさえれば税金を納めなくて良くなります。
反対に110万円以上(月9万以上)稼いでしまうと、税金を納めなくていけないので、注意してください。
現金としてではなくプレゼントとして受け取る
給与や業務委託報酬としてお金をもらってしまうと、所得税がかかってしまいます。
そのため、あえてバッグや洋服などの物やプレゼントとしてもらうパパ活女子もいるようです。
財産やプレゼントも贈与税の対象ではありますが、報酬としてはにバレにくいというのが理由のようです。もちろん推奨はいたしません。
しっかり納税するか、年間110万円におさえるのがベストなやり方です。
パパ活のために買った服や化粧品を経費として申請する
確定申告をする人は、パパ活のために買った洋服や化粧品を経費として申請する事ができることも。(認められないケースもある)
洋服や化粧品だけでなく、たとえば高級レストランなどにいく際の美容院でのヘアセットなども経費に含められるかもしれません。
ただし申告の際は領収書が必須になります。領収書の宛名は個人名で問題ないので、しっかり取っておきましょう。
またその服や化粧品などをプライベートでも利用している場合は、経費として認められない可能性が高いの注意しましょう。
タクシーや電車賃などを交通費として申請する
パパと会うために乗ったタクシーや電車賃も、実は交通費として経費の対象となる場合があります。
この際も、領収書はしっかりと取っておきましょう。
金額が小さい電車賃であっても、パパ活のために移動したのであれば、領収書を発行して取っておくべきです。
電車の場合は、券売機で領収書を発行できます。
さてここまで、パパ活における税金の仕組みや節税方法をご紹介してきました。
しかしまだまだわからない事も多いはず。
最後にパパ活の税金にまつわるよくある質問をまとめたので、見てみましょう。
パパ活の税金にまつわるよくある質問(Q&A)
まだまだパパ活の税金について不安な方へ、よくある質問をまとめたので最後に確認していきましょう。
ここに上がった質問をしっかり理解すれば、正しいパパ活の税金対策ができますよ。
Q.過去もパパ活してたけど確定申告しなくても大丈夫?
基本的には前年度の所得は必ず翌年に確定申告しなければなりません。
また申告漏れが発覚して、税務署の調査が入った場合は追徴課税が課される可能性が高いです。
ただし一部の金額で故意ではなく、控除漏れがあった場合に限っては、5年以内であれば修正申告できるケースもあるようです。
ですがそれが故意である場合は、もちろん脱税です。
Q.このまま税金を支払わなかったらどうなるの?
税金は支払わないと、本来納めるべき税金にプラスで延滞金などのペナルティが発生してしまいます。
さらに払わずに放置したままにすると、給与や不動産等の差し押さえなどの滞納処分を受けてしまう場合もあるので、きちんと納税をしましょう。
Q.確定申告した場合、親の扶養から外れる可能性は?
パパ活でにおける税金は、ほとんどが「贈与税」です。
扶養には贈与とは関係がないため、贈与としてお小遣いをもらっている場合、パパ活でいくら稼いでも扶養を外れることはありません。
逆にパパから「給与」か「業務委託料」として、お小遣いをもらっている場合、稼いだ金額(事業所得)によっては扶養から外れてしまうことも...。
所得が多い人は扶養されるべき人ではないという考えですからね。なので、パパから貰うお小遣いは贈与として貰うのがおすすめです。
Q.不動産や車をもらった場合はどうなる?
もしパパにマンションのような不動産、車をもらった場合は贈与税と固定資産税の支払いが義務となってきます。
名義をパパの名前にしておけば基本問題はありません。(もちろん自分のものにはならないが...)
しかし自分の名前が名義の場合は、マンションや車が自分の資産になるため、その分税金を支払わなければいけない事を覚えておきましょう。
Q.複数のパパからお小遣いをもらった場合は?
複数のパパからお小遣いをもらった場合は、全ての金額を合算します。
一人ひとりからのお手当が少なくても、全てを合算した合計の金額が年間110万円以上であれば、納税しなければなりません。
Q.マイナンバーカードで脱税はバレる?
贈与として受け取った場合、マイナンバーとは関係のないため基本的に心配はありません。
しかしパパから所得としてお手当を受け取った場合は、マイナンバーでバレる可能性があります。
今後新しく銀行口座を開設する際に、マイナンバーの提出義務化が計画されています。
所得として受け取った場合は、年間20万以下にするかそれ以上稼ぐなら必ず確定申告をしましょう。
Q.確定申告した場合、勤めている会社に副業はバレる?
たとえ会社に隠して副業していたとしても、給与+副業額による「住民税額」の違いでバレる可能性が高いです。
確定申告の際に自分自身で住民税の支払いをするにチェックして提出すれば、会社からの住民税の天引きと副業分の住民税の納付を分けてくれるケースもありますが、自治体の処理によるため一概に言えません。
また自治体のの担当者による手違いで、誤って会社に通知されるケースもあるため、絶対にバレない方法はないと思った方がいいでしょう。
まとめ:パパ活にまつわる税金知識!
さて今回は、パパ活の税金にまつわる情報をまとめました。
自分で調べてもイマイチ理解できず、一回読んでもその時その時で忘れてしまうこともあります。
そんな時は本記事を見直したり、税理士の人に直接聞きましょう。
信頼できるパパを見つけたら、パパに直接聞くのも良いかもしれません。
知らないうちに脱税しないためにも、知識を身に付けて、パパ活で稼いだお金を正しく納税しましょうね!